虎ノ門商品紹介❶ 11/21-22 @THE SHOESHINE & BAR | British wax-jacket market

虎ノ門商品紹介❶ 11/21-22 @THE SHOESHINE & BAR

今回のイベント開催にあたり
靴からインスピレーションを頂きピックをしたバブアーを紹介させていただきます!

Tricker’s

自分にとって初めての革靴でした。
ぽてっとした丸っこいフォルムかつ、分厚いソールで重厚さとかわいさを備えた良い靴です。


こういったイギリス靴に合わせたいなあと感じたのがこちらのスペシャルなビデイル。

2000年のバブアー社オリジナルタータン登録を記念して、表地にチェックを誂え素敵なルックスに仕上がった一枚。
ゆるめに羽織っていただくとストイックすぎず、UKらしい緩急のあるコーディネートになるかと思います。


Sanders
私の師匠(と勝手に仰いでいる)マサキさんの別注品。
ネイビーにライニングの赤が隠れ天邪鬼で大好きです。

サイドゴアで気楽だけれど決してカジュアルすぎにはならないこんな雰囲気のブーツにはインターナショナルの第三世代を合わせてみたくなります。


Ayr Jacketはこういうブーツと合わせたいモデルとしてまず浮かびました。


軽やかな4オンス生地に、伝統のインターナショナルからモディファイされ削ぎ落とされつつも芯のあるデザインは、
このサンダースのように気骨を持ちながらも軽やかさも備えたタイプの革靴にぴったりかと思います。



こちらの雰囲気のジャケットは今回もう2枚ご用意いたしました。
Aspect Jacket はメタリックなグレーのワックスコットンが格好いい。

生地もアタリが出やすいBeeswaxを採用しているのでラギッドな雰囲気が出やすく、キレイに光る革靴と対比させたら素敵じゃないかと思います。



真紅のBeech jacketは凄いインパクトがありますね。
襟周りもフルジップのスタンドカラーでカジュアルな雰囲気。こういったラフな様相のbarbourに良い革靴を合わせるのが好きです。今回のラインナップの中でも是非お試しいただきたい一枚。
(こちらはオンラインストアにて詳細をご確認いただけます)

ここからは未知の領域ですがBrift Hさんの職人さんの好きな靴という記載から私もまだ体験したことないブランドさんの沿革をお勉強して想像を膨らましたアイテムをご紹介してみます。

Brift H AOYAMA 店長の稲田さんが好きと仰られるArch KellyさんHPより引用
-アーチケリーは、50~60年代のアメリカの靴に大きな敬意を払いながら、その再現を目指しています

アーチケリーの想い
状態の素晴らしいデッドストックシューズを手に入れたときの喜びはビンテージシューズファンには堪らないものがあります。

他では手に入らない、自分だけのスペシャルなシューズを手にする嬉しさです。

このヴィンテージ特有の喜びを新品でも味わえるようなものづくりをされているようで、いつかアーチケリーさんの靴を体験してみたいと思いました。

アメリカの靴はイギリスのものとは雰囲気が全く異なるとのことで、
設計やデザインのわずかな違いで大きな枠の革靴というものでも千差万別となることもやはり面白いです。

アーチケリーさんの写真や文章を拝読させていただいて浮かんだのはこんなモデルでした。

Barbour Gamefair 1985

こちらの一枚は仕様が極端に異なる1985年の製品。
85年初頭のみ用いられた褐色の襟色が大変特徴的。


そしてパターンもこの年のみ大きく異なりアームホール、身幅が大きく袖丈、着丈は短くなるという不思議な年です。

このエネルギー満ち溢れる色味の襟とざっくりかつコンパクトなサイズ感からでしょうか、私はアメリカの雰囲気を感じずにはいられません。

そしてGamefairの初期型はお腹周りのハンドウォーマーポケットも付設されておらず見た目が非常にすっきりとするところも嬉しいポイントです。

さらに細かい点ではありますが、82年-85年初期の短い間に生産された品はスナップボタンも黒色のものが採用されており全体の統一感の向上に寄与しているのも重要な点です。

それぞれの違いは小さな要素でしかありませんが、洋服の佇まいというのはそれら要素の集合で浮き立つものかと思いますので私はとても大事なことじゃないかと信じています。

そんな1985年のゲームフェアご紹介でした。

最後はBrift H AOYAMA マネージャー新井田さんの好きなブランドから連想したバブアーのご紹介です。
クロケットアンドジョーンズ。
真摯なものづくりを真面目にずっと長く続けているブランドさんという印象があります。

Crockett & Jones公式HPより引用




ただその中にも実直なだけでない華麗さを垣間見せてくることも感じ、浮かんできたのはブラックのBarbour二型でした。


BedaleとBeaufort、長く定番の位置を揺るがさない両モデル。
同じ形だとしても色味が変わることでひけらかさずともこんなに華やかになれるという好例を感じられるところがクロケットさんのイメージと重なりを感じました。


クロケットさんをお持ちの方はもちろんそうでない方にも是非お試しいただきたいバブアーです。

それではまた次回!

VINTAGE BARBOUR POP-UP
&
TALK SHOW
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日程:
11月21日 11:30〜20:30
11月22日 11:00〜19:00
※11/21(金)19:00〜20:30はトークショーも開催いたします
(10名限定/要予約)

会場:THE SHOESHINE AND BAR

会期中は一点物のビンテージバブアーが約40着並びます。
貴重な機会をお見逃しなく。

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【British wax-jacket marketとは】
英国を代表するアウトドア×ファッションブランド”Barbour”のヴィンテージのみを取扱うショップ。
ワックスジャケットは時代を経て味わい深い佇まいに変化していきます。
ヴィンテージならではの風合いやサイズ感で、自分だけのスタイルが生まれます。
“永く着る”を前提とし、ワックスケアやリペアにもこだわり、至高の1着を次のオーナーへと繋ぎます。
ヴィンテージBarbourに宿る時間と風格を、この機会に是非手に取りご覧ください。


Vintage Barbour Trunk show at THE SHOESHINE & BAR虎ノ門
2025年 11/21(金)-22(土) 11:00-23:00
住所 105-0003 東京都港区西新橋二丁目33番2号先